次の文献目録等がダウンロードできます。
1)日本産蟻類文献目録
日本のアリ類に関する文献(1898 - 2011)約2,000タイトルを収録。
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2)日本の社会性昆虫図書目録(-2011)
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3)海外のアリの書籍目録(-2011)
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4)16世紀-18世紀におけるアリに関する文献
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5)世界最古のアリの本 (1747年)
William Gouldによる「An Account of English Ants. (Printed for A. Millar)」が世界で初
のアリの単行書である。本書はヨーロッパでも稀覯本との事である。
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上段左: 蟻の社会生活.石井重美著.1924.133頁.大阪毎日新聞社.日本で一番古いアリの本.
上段中: 蟻と蜂.横山桐郎著,1926.344頁.科学知識普及会.
上段右: 蟻の社会(創成の巻)対人間社会.オウギェスト・フォレル著,椎名其二訳,1926.276頁.叢文閣.
中段左: 虫の社会生活.松村松年著,1933.317頁.東京堂.
中段中: 蟻と人類.松下真幸著,1934. 楽園書房.
中段右: 昆虫の社会生活.W. M. ホイーラ−著,澁谷寿夫訳,1941.417頁.創元社.
下段左: 蟻.ジュリアン・ハックスリ著,内田亨・小山東一訳,1940.174頁.創元社.
下段中: 蟻・蟻の客.E. ワズマン著,平野武雄訳,1946.159頁.牧書房.希少本.
下段右: 蟻と人生.安松京三著,1948.189頁.洋々書房.
上段左: ユベール(P. Huber)による「土着アリの行動に関する研究; Recherches sur les Maeurs des Fourmis indigénes (1810)」.
上段中: ニランダー(J. Nylander)の「北部ヨーロッパのアリ類総説:Adnotationes in monographiam formicarum borealium Europae. Acta Soc. Sci. Fenn., 2: 875-944. (1846)」.ラテン語で書かれている.補追がActa Soc. Sci. Fenn., 2: 1041-1062. (1846)及びActa Soc. Sci. Fenn., 3: 25-48. (1849 “1848”)に掲載されている.
上段右: ラボック(J. Lubbok)の「アリ・ミツバチ・ハチ.社会性膜翅類の習性の観察の記録;Ants, Bees and Wasps. A record of observation on the habits of the social Hymenoptera (1882)」.
中段左: アンドレ(E. André)による「アリ;Les Fourmis (1885)」. 小型の版(12 cm x 17.9 cm)ではあるが347頁ある.
中段中: ラボック(J. Lubbok)の「アリ・ミツバチ・ハチ」のマイアー(J. G. Myers)による改定版 (1929).1882年版に,新しい情報が多く盛り込まれ,その当時の時代に即した版に仕上がっている.
中段右: フォーレル(A. Forel)の「スイスのアリ;Les fourmis de la Suisse」.1874年出版後,46年後に再版された第2版(1920)を示す.20.5cm x 27cmの大版で333頁ある.
下段左: ステップ(E. Step)による「アリのところへ行け 全世界のアリの自然史の基礎;Go to the ant. A popular account of the natural history of ants in all countries (1934)」.276頁.「Go to the ant」は,旧約聖書中のソロモン王の有名な言葉(紀元前970年),「アリのところへ行け,なまけ者よ.そのやりかたをじっくり見て知恵を得よ!(箴言第6章第6句)」から採ったもの.
下段中: フォーレル(A. Forel)による「ヒトの社会と比較してのアリの社会,全5卷;Le monde social des fourmis du glob comparé ácelui de l’homme (1921-1923)」の英訳版.オグデン(C. K. Ogden)による「The social world of the ants compared with that of man (1928)」.
下段右: ウィルソン(E. O. Wilson)の「昆虫の社会;The insect societies (1971)」.有名な書籍.大学当時,この本で社会性昆虫について勉強した.
上段左: メーテルリンク(M. Maeterlink)の「蟻の生活; La vie des fourmis」の初版本(Fasquelle, Paris, 1930). メーテルリンクの社会性昆虫三部作(蜜蜂の生活,白蟻の生活,蟻の生活)の中でも最も評価が高いと思われる.劇作家あるいは社会思想家のメーテルリンクであるが,当時のWheelerやWasmann等の論文を実に良く研究している.